閉じる

トップ > カラダにいいはなし > 輝くココロの秘訣

 

HEART&SMILE 輝くココロの秘訣

HEART&SMILE 輝くココロの秘訣

今月のゲストは片岡 安祐美さん

今月のゲストは片岡 安祐美さん

撮影/井上満嘉 取材・文/村上幸

Profile

photo
片岡 安祐美(かたおか あゆみ)
1986年生まれ、熊本県出身。熊本商業高等学校硬式野球部に進み、2002年より4年連続で女子野球日本代表に選ばれる。2005年、萩本欽一監督率いる茨城ゴールデンゴールズに入団。全日本クラブ野球選手権で連覇に貢献。2011年より同チームの監督に就任。2014年、全日本クラブ野球選手権優勝。著書に『「泣き虫監督」片岡安祐美流 チームの育て方』(生産性出版)など。
 
【公式ブログ】
https://ameblo.jp/ayumi-kataoka/

笑顔で「おはようございます!」と取材現場に現れた片岡安祐美さん。彼女の第一印象はとにかく小柄。とても野球をやっているようには見えない華奢な体のどこから、選手兼監督として男性の選手を率いるパワーが湧いてくるのでしょう。その答えは、日頃の生活スタイルと食生活にありました。

――選手兼監督として、体力的にハードなスケジュールをこなしているのではないかと思うのですが、起床時間など決まったスケジュールはありますか?

片岡:平日のナイター練習があるときは、朝の9時頃に起床しています。家事全般を済ませてから朝食を食べて、監督業としての資料を作ったり、家でできる仕事をしています。昼食は少し遅めに食べて、練習に行き、帰ってくるのが23時頃かな。それから夕食をつくりますが、昼食の時に準備しておくので、簡単につくれるんです!そしてお酒と一緒においしく食べて寝る…というのが、ある程度決まったスケジュールです。練習の直前にご飯を食べていないとお腹がすいちゃうので、ナイター練習がある日は、夕食を食べる時間から逆算して、朝食、昼食を食べるようにしています。
ただ、野球以外の仕事が入ったときは、仕事の時間に合わせて早起きしています。野球も仕事もなくてはならない生活になっているので、起床時間はまちまちですね。昨年結婚してからは、朝、夫を見送ることから始まるので(笑)

――食事のタイミングも重要なのですね。食生活、食事の内容はいかがでしょうか? 

photo1片岡:朝起きたら、スムージーを飲むようにしています。自分で作ったり、粉末のものを豆乳とシェイクしたり…。豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするというので、意識的にたくさん飲んでいます!
あとは朝食からしっかり食べたいので、炊きたてのご飯とお味噌汁、卵焼き、鮭の塩焼き、アジの開き…といった純和風メニューが多いです。昼食は朝よりがっつり食べるので、肉や野菜が中心になりますね。夕食時は毎日晩酌をするので、なるだけ糖質を摂らないように炭水化物を抜く生活を8年ほど続けています。極端に制限するのではなく、家では肉、魚、野菜をしっかりと摂るようにしています。
鶏肉は胸肉を選ぶことが多いですが、それ以外でも皮を剥いで料理したり、豚肉はしゃぶしゃぶや冷しゃぶにしたりして脂質を摂り過ぎないように気をつけています。野菜もキャベツの千切りにローストビーフを乗せるなど、サラダに一工夫加えてたくさん食べますね。食べる量を減らすのではなく、バランスを気にするようにしています。

――食事のバランスは大事ですよね。何か、食事のバランスを気にするようになったきっかけがあったのですか?

片岡:そうですね。3年前に、アスリートフードマイスターの資格を取ったのですが、亜鉛など不足しがちなミネラルは、海藻類や魚など食事から摂った方が良いというのを学んだので、さらに意識するようになりました。もともと料理も食べることも大好きなので、練習終わりのご飯が何より楽しみなんですよね。「お酒に合わせて何を食べようかな?」って考えるのも楽しいし、基本的に食事に関してはストレスなく、バランスよくできているかなと思います。嫌いな食べ物もほとんどないのですが、幸運なことに、ひじきとか好きな食べ物がカラダにいいものばかりなんです。

――料理を楽しみながら、健康的な食生活を送っているのがよく分かります。ご結婚された旦那さまがラーメン店を経営されているので、ラーメンもよく召し上がるのでは? 

片岡:そうですね。でも、夫と同じ食事をしていると脂質を摂り過ぎてしまうので(笑)、私は麺少なめ、野菜多めにするようにしています。ある程度食べた後に、黒こしょうやトウガラシをかけて脂肪燃焼を促すようにアレンジしたり、ラーメンを食べた次の日は、意識的に野菜を多めにしたり、植物性たんぱく質を摂るために、湯豆腐にしたり…。やはり、重要なのはバランスかなと思います。

――旦那さまの食生活もきちんとケアされていそうですね。

photo2片岡: 二人とも夕食の時間がどうしても遅めなので、なるだけカロリーを抑えたいところなのですが、主人は唐揚げやトンカツといったがっつりしたものを食べたいようで…。でも、夕食って一日頑張ったご褒美だし、楽しみじゃないですか。だから、油を少なめにして揚げ焼きにするとか、色々と工夫しています。
あと、野菜を本当に食べない人なので、「ちょっとでもいいから生野菜を食べて!」とはよく言ってます(笑)。野菜メニューのときはフードプロセッサーに入れて細かくしたり、セロリはばれていないので、ワインで煮込んで味が分からなくなるようにしたり…。きのこ類も全然食べなかったのですが、チキンのトマト煮にしたら食べられるようになったんですよね。濃いめの味付けなら食べられるんだ!と気がついてからは、お義母さんに聞いたり、雑誌やネットでレシピを見たり、色々作るのが好きなので自分なりにアレンジしています。美味しくできたら嬉しいし、「美味しくない」って言われたら、次はもっと頑張って美味しくなるよう作りたいなって。

――とても素敵な心がけですね! お料理はどこかで習われたのですか?

片岡:特に習ってはいません。ゴールデンゴールズに入団するにあたって一人暮らしを始めるときに、母が「今のあゆみでもカンタンに作れるレシピをいろんな記事を切り抜いてまとめたから」と、ノートをくれたんです。それがベースになっていて、雑誌を見て食べたいなと思ったレシピを追加したり、テレビで見たものも、いいなと思ったら写メしたりしています。
ゴールデンゴールズのある茨城は野菜が安いので、練習の帰りに大きめのエコバックを持っていって、野菜とお肉を大量に買って帰るんです。お肉は100gずつ小分けにしたり、下味をつけたりして冷凍しておけば、いざ作るときに手間が省けて簡単じゃないですか。お惣菜って調味料や油が多かったり、結構お高めですよね。栄養面はもちろん、節約になるのでお惣菜は極力買いません。

――家庭的で女性らしい一面も、健やかな美しさの元になっているのですね。トレーニングはいかがでしょう。男性に負けないカラダを作るのは大変ではないですか?

photo3片岡:ウェイトトレーニングって、大きい筋肉は鍛えられるのですが、そればっかり鍛えていると、バランスが悪くなって故障の原因にもなりかねないんです。私は体が小さいうえ、男性の選手と一緒に鍛えても対抗できないのは分かっているので、大事なのは体幹なのかなと思っていて。いつも姿勢よくすることを心がけています。
例えば、電車の移動中は背筋を伸ばして、両ひざに力を入れてくっつけて立ちます。扉が開いたら、力を抜く。それを繰り返します。電車が動いているときにひざを閉じているほうが、体幹が鍛えられるんです。歩くときは大股で歩くと筋肉が鍛えられて、お腹ぽっこりの防止にもなりますし。横断歩道とか、白いところだけを歩くようにしているのですが、けっして遊んでいるわけじゃないんです(笑)。座っているときにも、胸を張って背筋を伸ばすだけインナーマッスルが鍛えられますよ。
あとは、腰をひねったり、肩を回したりといったストレッチも気がついたらやっていることが多いですね。収録前なんかにも無意識にやっていて、マネージャーさんによく突っ込まれます(笑)。でも、じっとしていられないんです。じっとしていると固まっちゃう。疲れているなと思ったら、両手の平を組んだ状態で後頭部に置き、首を前に倒して背中を丸めると、首の後ろが伸びるじゃないですか。それをするだけで、目がバッと開くのを実感できると思います。肩の骨と骨の間や、目頭のツボを押すのもいいですね。
家ではヨガマットを引いて体幹トレーニングをしたり、ホットヨガに通ったりもしていますが、特別なことをしなくても、普段の生活の中で体幹やストレッチを少し意識するだけでも、随分変わってくるのでオススメですよ。

過去のバックナンバー

過去のバックナンバー

PAGE TOP
ページ先頭へ戻る
公式SNS Facebook Twitter Youtube 一覧

一覧公式SNS

ページ先頭へ戻る