INTERVIEW

多くの人と驚きや感動を共有できるから商品開発の仕事は面白い。

商品企画

赤澤 佳香

食品マーケティング部
2009年入社
人間生活学部卒

PROFILE

当社の前身である天野実業入社後、近畿中部支社 流通営業担当に配属。天野実業初の女性セールスとして、上司や先輩、得意先の方々から多くのことを学ぶ。2012年にマーケティング部 商品企画チームに異動。常にお客様視点を持つことの大切さを学び、チームのメンバーと協力しながら、商品を形にし、送り出すまで一貫して携わっている。

入社動機について教えてください。

大学では食品栄養学を専攻し管理栄養士の資格も取りましたが、食や栄養の知識をもっと幅広く役立てたいと考え当社の前身である天野実業に入社しました。私が就職活動を行っていた頃は、天野実業の知名度は決して高くはありませんでしたが、私は天野実業の創業地である岡山の出身で、フリーズドライ加工分野の業界トップであることや、新しいことに挑戦する社風を早くから知っており魅力を感じていたんです。現在、商品開発を担当している私が言うのもおかしいのですが、近所のスーパーに普通に並んでいるほどの商品の広がりは、自分でも驚くほどです。

商品開発志望だったそうですが、最初の配属は営業職ですね。

営業への配属は私にとって想像もしていなかったことで、当初は電話対応、資料作成、得意先様との商談などすべてに自信が持てませんでした。しかも初めての女性営業だったため、女性営業として参考にできる先輩はおらず、女性ならではの仕事の悩みや課題をどのように解決すればよいか分かりませんでした。そうした不安げな様子は周囲にも明らかだったのでしょう。当時の上司がかけてくれたのが「失敗しても良いから挑戦しなさい。失敗しながら自分のスタイルを見つければ良い」という言葉でした。アドバイスに従い、失敗を恐れず営業活動を続けるうちに自分なりのスタイルが見え始め、営業の楽しさややりがいもわかってきました。最初の壁を越えるきっかけになった出来事ですね。

商品を形にし、送り出すまでに一貫して携わり、日々忙しくも楽しく仕事しています。

その後、マーケティング部へ異動したのですね。

もともと商品開発を希望して入社したのですが、マーケティング部への異動を聞いても、素直には喜べないほど営業が好きになっていました。私が入社した翌年から女性の営業担当が増えたので、後輩たちの相談相手になりたかったし、何よりも営業の実績で上司や先輩に恩返ししたかったのです。そんな、少し後ろ髪を引かれる思いでマーケティング部へ移りました。

現在の仕事について教えてください。

食品事業のフリーズドライ商品の新商品開発や、既存商品のブランディング戦略を主に担当しています。マーケティング部が担う商品開発は、新商品のコンセプト固めからスタート。市場調査のデータなどから分析したお客様の嗜好の変化や、世の中全体の動きなどを元に商品の方向性を定めます。次に研究開発部門や生産部門と連携しながら複数の試作品を作り、評価と修正を繰り返しながら商品の中身を確定。並行してパッケージなどの検討も行い、生産部門との生産計画の調整、経営陣へのプレゼンテーション、販売計画の策定を進めるなど、商品を形にし、送り出すまで一貫して携わっています。

マーケティング部ではどのような部分に力をいれているのですか?

私がマーケティング部に異動したのは、フリーズドライ商品の商品戦略を大きく変えようとしていた時期でした。営業時代に感じていたのですが、それまでのフリーズドライ商品は「知る人ぞ知る」商品で、認知度に課題がありました。当社の主な販売チャネルである百貨店や生協はお客様の年齢層もやや高いのですが、もっと広い方たちにご利用いただくために商品戦略を軌道修正したのです。例えば、実績のあるおみそ汁の商品構成を再構築して新たなブランディング戦略を展開したり、カレーなど洋食系の商品のテコ入れも進めるなど、日々忙しくも楽しく仕事をしています。

立ちはだかる壁が高いからこそ、新商品が店頭に並んだときの喜びは大きい。

仕事のやりがいについて教えてください。

現在、当社のおみそ汁商品の基本となっている「味わうおみそ汁」「いつものおみそ汁」「うちのおみそ汁」の3つのラインアップは、私がマーケティング部に加わってから打ち出したものです。商品開発チームの先輩たちと相談しながら、それまで一律だった商品構成を再構築し、こだわりの味、具材を活かす味、ファミリー向けの5食パックの3種に色分けし、控え目だったパッケージも、内容がイメージできる写真入りのものに刷新しました。
実績のある商品に大きな変更を加える際には様々な壁が立ちふさがるもので、とくに5食パックの「うちのおみそ汁」では、「どのように梱包するのか」「本当に売れるのか」と社内から多くの不安の声がありました。ただ、私としては家族で気軽に楽しめる商品も加えたいという強い想いがあり、工場にも度々足を運んで気持ちを伝えました。そうして説明を続けるうちに理解が広まり、工場から「こうすればできるかもしれない」とアドバイスが届くようになったのです。商品開発は1人の力ではできません。新商品が店頭に並んだとき、それまでに協力してくれた多くの人たちの顔が浮かび喜びを共有できることが、マーケティング担当にとって最も大きなやりがいだと感じます。

将来の目標について教えてください。

当社のフリーズドライ商品にお湯をかけたときの様子を初めて見たお客様が、「魔法みたい!」と驚くことがよくあります。商品開発の担当者としては、便利さはもちろん、商品に出会ったときのそうした驚きも大切にし続けたいと思っています。カレーやパスタ、おしるこなど、今や私たちの商品ラインアップは200種類以上にもなりました。登山時に携行する方が増え、アウトドアショップでの販売が広がるなど、当社のフリーズドライ商品は私たちが想定していなかった利用法も生まれています。驚きや感動の提供と共に、商品の新たな可能性を拓くことも大きな目標です。

1日のスケジュール

6:30

起床

軽く朝食をとって出社準備。

8:00

通勤

身支度を整えて家を出る。通勤時間はおよそ30分。

8:30

出社

まずはメールをチェックし、1日のスケジュールを確認。

9:00

デスクワーク

メール対応、会議資料の作成など。

11:00

試作品の試食評価

マーケティング部の他のメンバーにも協力してもらい官能評価を行い、研究開発部門とも評価内容を共有する。

12:00

昼食

部署のメンバーと恵比寿近辺でランチ。時間がないときは社食で。

15:00

来客

社外の協力会社と、パッケージデザインや市場調査の打合せを行うことも多い。

17:00

デスクワーク

メール対応や市場調査の分析などを行う。

19:00

退社

先輩や同僚と恵比寿近辺でおいしいお店を探して飲みに行くことも。

20:00

帰宅

21:00

自宅でのんびりとリフレッシュ

24:00

就寝

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