INTERVIEW

多くの人たちとのチームワークこそが、より高いパフォーマンスを実現する原動力。

調達

保富 紀人

生産物流本部
2006年入社
生命工学部 応用生物工学科卒

PROFILE

入社後、工場品質管理部門に配属。微生物、理化学、官能検査業務を担当。その後、工場購買部門を経て、2017年より本社調達部門へ。現在、梱包材やフィルム、段ボールなどの資材の調達業務を行っている。

最初から食品業界を志望されていたそうですね。

大学で食品工学を学んでいましたし、人が生きていく上で欠かせない「食」を通じて世の中の役に立てればという想いを持っていました。中でもアサヒグループ食品(旧天野実業)を志望したきっかけは、大学2年の時にインターンシップ(※)に参加し、品質保証業務を体験したことでした。そこで、HACCPやISOなどの外部認証を通じて、非常にしっかりした品質管理体制が構築されていることに感銘を受けたのです。そして、食品が消費者の元に届くまでには、このようなプロセスがあり、それを支える大事な仕事があるのだと初めて知り、自分も携わりたいなと思うようになりました。また、フリーズドライなど、高度な技術力を有していることも大きな魅力でした。
※インターンシップは現在行っておりません。

最初に配属された品質管理部門で、どんなところに仕事のやりがいを感じましたか。

9年間に渡り、微生物検査、理化学検査、官能検査業務から監査対応業務や、生産ラインの微生物汚染対策や防虫対策まで、幅広い業務に従事しました。その中でも印象に残っているのは、新しく立ち上げた生産ラインの改善プロジェクトです。この生産ラインでは、微生物検査の結果から問題が発生していることがわかり、その要因を特定する必要がありました。そこで、微生物汚染の発生源と思われる箇所の拭き取り検査を実施。その後、菌数が高い箇所について、現場のオペレーターの方々と話し合いながら、清掃頻度を上げるなどの対策を講じていきました。この出来事から改めて実感したのは、商品の安全性と品質を守り抜くことの難しさ。また、粘り強く取り組んだ結果から得られる満足感は、何事にも代えがたいものということです。

社内外の多くの関係者とのコミュケーションを通じて、最適な資材を調達する喜び。

現在の仕事の内容を教えてください。

出来上がった製品の梱包材やフィルム、段ボールなどの資材の調達を担当しています。具体的には、新製品が出る際、マーケティング部門や研究開発部門から、「こういう資材がほしい」との要望を受け、その要望に合った資材の仕様や、サプライヤーの提案を行います。その後、より良い条件で購買できるよう、品質面、価格面、デリバリー面等を考慮し、採用するか否かの判断をするのです。また、見積書や規格書等の必要な情報を取り寄せ、システムでそれらの情報の管理を行っています。さらに、資材関係の取引先様の工場の監査も定期的に実施。これには品質管理部門で監査対応を行っていた経験が役立っています。

今の仕事のやりがいはなんですか。

社内のマーケティング部門や研究開発部門、さらには社外のサプライヤーなど、多くの方々とコミュニケーションを取りながら、あらゆる面で最適な資材の調達を実現することにやりがいを感じています。例えば、サプライヤーとの交渉一つとっても一筋縄ではいきませんが、お互いにWin-Win となる着地点を見つけ、良い条件で資材を調達できたときは大きな達成感を味わえます。また、自分が調達した資材が使われた商品は特に思い入れが強く、店舗で販売されているのを見るといつも感慨深い気持ちになりますね。

資材の観点から改善を行うことで、大きな効果を生み出す。そこに仕事の面白さがある。

調達担当として自分の成長を実感した仕事はありましたか。

マーケティング部門や開発部門、製造部門など、部署の垣根を超えたチームで業務改善活動を行ったことです。ある売れ行き好調の商品の課題は、原価率が高いことでした。なんとか原価を下げられないかと、改善ミーティングを繰り返す中で、ある時、“過剰包装”に着目するアイデアが出てきて、資材の観点からのアプローチを目指すことになりました。サプライヤーと打合せをし、幾度となく提案をしてもらい、検討を重ねた結果、資材を一つ減らすことに成功しました。また、従来の商品より物流を考慮した形態にすることで、パレットへ搭載できる量が格段に増加。調達コストのみならず、物流コストの削減にも貢献し、結果的に1億円を超える削減効果を上げることができたのです。「関係部署と連携しチームで業務改善活動を行うことで、これほどのコストリダクションが実現できるなんて!」と、我ながら衝撃的でしたし、同時に、一つの成功事例をつくることができ、大きな自信にもなりました。

今後の目標をお聞かせください。

資材の観点から、さらなるコストリダクションを実現することです。当社は商品数が多いのが強みですが、その分、購買する資材の数も膨大です。そこで、もっと共通の資材を使用し形態も同様にすれば、生産も同じラインででき、大きな効果を上げることができるのではないかと考え、今、マーケティング部門や開発部門、営業部門などと話をしているところです。しかし一方で、商品ごとにマッチした美粧性のある包材を使うほうが“売れる”という意見もあり、実現するには、多くの課題を乗り越える必要があります。今後も、包装業界の業界紙を読んだり、展示会に参加したり、サプライヤーと積極的に商談を行うことで、新しい情報を入手し、コストリダクションを実現しながらも、商品としての価値も高めるような資材の調達に貢献していければと思います。

1日のスケジュール

7:00

起床

軽い朝食をとって身支度をする。

8:15

通勤

単身赴任中で、会社の近くに住んでいるため、通勤時間は10分程度です。

8:30

出社

メールチェックをしつつ、一日のスケジュールを確認。

9:00

デスクワーク

メール、電話対応等の事務処理。本年度の調達戦略を立てるための資料づくりも行います。

11:00

商談

サプライヤーとの打合せ。価格等の条件交渉や品質対応を行います。

12:00

昼食

社員食堂で昼食。家に帰って食べることもあります。

13:00

社内打合せ

マーケティング部門との新商品の打合せや、部内会議等を行います。

14:00

商談

サプライヤーとの打合せ。監査のため、工場に行くこともあります。

15:00

デスクワーク

メール、電話応対等の事務処理。新しい資材の規格書やコード付けなどシステム関係の事務処理も。

18:30

片付け

デスク周りの片付けやゴミ出しをして、本日の業務終了。

18:45

退社

同僚や先輩と飲みに行くときもあります。

19:00

帰宅

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