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Message 02
任された仕事に
懸命に取り組む。
そこにやりがいが生まれる。
常務取締役 生産物流本部長
岡崎 弘幸
大学時代は、衛生化学の研究のかたわら、体育会で剣道部、夜は酒場でバイトに勤しむなど、充実した学生生活を送りました。アサヒを就職先に選んだ理由は単純にビールが好きだったから(笑)。それに食品薬品部門があると聞いたことも大きかったですね。製薬会社よりも、違う業界で勉強してきたことを発揮したほうが面白そうだとビビッときたのです。入社後は、吹田工場の薬品課に配属となりました。8年半の間に、工程管理、現場管理、決算から需給管理、労働組合関連まで、生産に関わるありとあらゆる業務を経験。その中で、自分たちがつくったものがどう供給されていくのかを知りたくなり、営業への異動を希望しました。
ところが、自分の希望は通らず、乗り気ではなかった商品開発部門に異動。しかし、いざやってみると思いのほか面白く、また勉強になりました。2年間で3つの新商品を開発し、委託生産の立ち上げを行う中で、外部の協力会社とのつながりが生まれ、それらの協力会社とは、今も生産物流本部で継続してお付き合いさせていただいています。最初は自分に合わないと思っても、任された仕事を懸命に取り組んでいるうちに面白くなるし、自分の糧にもなる。そう実感しています。
途中で商品開発や品質保証も経験したものの、基本的には、生産畑一筋でキャリアを築いてきました。とりわけ、2002年にアサヒフードアンドヘルスケアが誕生して以降は、取扱いカテゴリーや商品、製造委託先工場、サプライヤーが格段に増大。生産部門を束ねる仕事の難易度が高まる中で、管理職として着実に力をつけていくことができました。今思うと、会社の成長が自分の成長につながってきたと感じています。
さらに、会社の成長に合わせて組織も変えなければと考えるようになり、社長に提案し、快諾を得て、生産と物流を一括りにしたSCM本部(現・生産物流本部)を立ち上げました。SCM本部直轄で各工場をつないだほうが、よりチームワークが向上するという判断でした。また、新たに調達部門と海外生産部門もつくり、それぞれの専門性を高めました。2015年にはアサヒフードアンドヘルスケア、和光堂、天野実業の3社が統合し、アサヒグループ食品が誕生。アサヒの食品事業の成長、かつ組織、個人の成長に向けて望むところでありました。
私の31年間のキャリアの中でも、社会、環境は刻々と変化し、会社も大きく成長を遂げてきました。これからもあらゆることが変化していくでしょう。そこで求められるのは、強い意志をもち、かつ柔軟であることです。会社が成長を遂げるたびに、変幻自在にその変化に対応し、いかなる場面においても挑戦し、高い壁を乗り越えていく人にとって、アサヒグループ食品ほどやりがいのある舞台はないと思います。もちろん、私にとっても挑戦しがいのあるフィールドが目の前にあります。会社の成長スピードが上がる中、次の成長に向けての生産基盤づくりに取り組んでいる最中で、今が一番苦労しているかもしれません。しかし、苦労の先には、会社の飛躍的な成長が待っていると思うと胸が躍ります。
カテゴリーと商品の多様性に強みをもつアサヒグループ食品はまだまだ発展途上です。当社の長期ビジョンは「『おいしさ+α』を追求し、『心とからだの健やかさ』の実現に貢献する会社です」ということを掲げています。このビジョンは、日本国内のみならず世界中のあらゆる市場や環境変化にマッチしていると思います。これから先、どう成長していくかは、社員一人一人の取り組み次第です。志のある人に夢を与えてくれる会社。それがアサヒグループ食品です。