フリーズドライを
例に紹介!
アサヒグループ食品の商品がどのように生まれ、製造され、購入する店舗に辿り着くのか。
生み出されてからお客様の手元に届くまでの流れを紹介します。
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主に市場や消費者の動向を調査・分析し、新しい商品の企画を考え、各部門と連携しながら中身やパッケージを作っていきます。調査・分析では、データを見るだけではなく、実際にお客様の声を聴いたり、売り場を見たりして商品企画の参考にしています。
Voice
各職種の使命を知る
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
マーケティング
コンシューマ事業本部
マーケティング二部
吉岡 千里
商品を通して、「驚き」と「感動」を伝えることを意識しています。アマノフーズの商品は自分自身の利用だけでなく、贈り物として利用される場面も多くありますが、初めて食べた方からはほぼ必ずと言っていいほど「こんなに具材が復元されるなんてアマノフーズってすごい!」といった感想をいただきます。また営業時代に得意先に商談へ行って試食を実施した際は、「お湯で簡単に出来るだけでなく、商品種類も豊富でお客様が楽しめる要素のあるアマノフーズを導入しない理由がない、どんどん売り出していこう!」といった嬉しいお言葉をいただけたこともありました。こういった当社の優れたフリーズドライ技術の魅力を最大限お客様に伝えていけるよう、味づくりのこだわりや魅力となるポイントを商品に落とし込んでいけるように意識をしています。
商品開発
研究開発本部
商品開発一部
原田 宜直
現在担当しているフリーズドライ商品は消費者の皆様にお届けする最終商品ですので、やはり何よりもおいしさを最優先に考えています。家庭で料理をする時も、納得の仕上りにできたときは嬉しくなるのと本質的には同じで、開発者としておいしいものを作ることは、それだけで単純に面白いことだと感じます。とはいえ家庭での料理と、食品メーカーの工場量産では事情が異なる部分も多々ありますが、「料理は科学」とよく言われるように、工場での量産時に最もおいしくなる条件や工夫を試しています。
ただし、一方でおいしさにこだわり過ぎて価格が高くなりすぎてしまうとお客様の負担になってしまうため、コストとおいしさをできるだけ高い位置でバランスさせることも意識しています。
お客様に味・品質・コストの観点で迷わず選んでいただけるような商品を生み出すことが、商品開発としての大きな使命だと感じています。
生産
生産物流本部
岡山工場
生産管理部
飯田 裕丈
生産管理部では直接モノを作っているわけではないですが、生産計画の立て方や、協力工場の管理、資材の購買管理次第では、効率が上がらなかったり、品質に問題が出るなど、何百人もの製造に携わっている方の業務に影響します。例えば、新商品やリニューアルに絡むところでは、これまで生産の中で起こってきた不具合や改善点をマーケティング部や商品開発部と共有し、改善を推進していくことで生産効率やコストダウンにつながるよう連携を取っています。
2021年秋のリニューアルでは、概算にはなりますが約40%前後の原材料・半製品等の廃棄削減につながりました。私たちの部門がより良い計画をし、協力会社の生産品質、効率を上げることができれば、会社への貢献度も数値で見ることができるのでやりがいを直に感じることができます。
営業
コンシューマ事業本部
営業統括部
広域第二支店
渡邉 佐和子
営業として、売上構築は会社として必要不可欠なミッションですが、それ以上にお客様の立場に立つことを意識しています。この商品は“どのようなシーンで食べたいか”、“どのような時にあると便利なのか”と具体的にイメージして考えることで食シーンの提案や、新たな可能性を創出していきたいと考えています。例えばフリードライのお味噌汁も即席みそ汁売場やフリーズドライ売場への提案だけでなく、お惣菜やパックご飯の近く、季節や行事に合わせた催事売場など、提案する売り場が幅広ければその分売り方の提案も多様です。今後も当社の幅広い商品をお客様にお届けするのはもちろんですが、商品自体の可能性をより拡げていきたいと考えています。
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