FOR SCIENCE
Interview
安心・安全の「見える化」で、
当社の幅広い
商品ラインナップを守っていく。
研究開発本部
技術開発二部
小口 圭子
1998年入社
理学研究科 物質・生物機能科学専攻修了
大学では、植物の遺伝子の研究をしており、当時「遺伝子組み換え食品」が流通し始めていたこともあり、遺伝子組み換えの検査に興味を持っていました。教授経由で当時の和光堂でそういった解析や研究ができるということを知り、入社を決めました。入社後は、農林水産省主導で新たな解析法を研究するプロジェクトが発足し、会社を代表して自身がプロジェクトメンバーとして参加し、様々経験を見につけました。以来、分析業務ひと筋でキャリアを積み重ねています。
商品製造のプロセスの中で発覚した異物、残留農薬、アレルゲンなどを分析したり、新商品リリースに合わせて危険物質の有無を分析したり、栄養成分がパッケージの表示通りに含有されているかを分析したり…、主に商品や素材を分析する業務を担当しています。ベビーからシニアまで豊富な商品ラインナップを保有する当社には、様々な安心・安全の基準があります。特にその基準が厳格なベビー向け商品に長く関わってきた自身の知見を活かし、アサヒグループ食品における「安心・安全の見える化」に貢献するのが私の仕事です。
当社に入社する方が志望動機として挙げる「年代を問わず、幅広いターゲットに商品をお届けできる」という強みを分析技術で支えているということを実感する場面も多く、それがやりがいにつながっています。特に、生産段階などで発生するイレギュラーの事態からスタートした分析の場合は、迅速かつ正確でわかりやすい分析結果をお届けすることを心掛けています。対応の速さや分析結果を通じて問題の解決策が見えた時などに感謝のお言葉をいただけた時は、自分の存在価値を感じられると同時に、同じ目標を共有する仲間の助けになることができたと感じます。
理系出身者は、これまで実験や研究を通じて課題を解決したり、わからなかったことを明らかにするという経験を積んできた方ばかりだと思います。開発や分析に限らず、仕事では予期せぬトラブルが発生するので、その際に、“原因を特定して解決方法を考える力“、“自ら道を切り拓く力“を培ってきた経験は大いに活かせると思います。また、当社の技術系社員が交流する「技術交流会」というものがあり、そうした機会を活かして、異なる分野の技術者から仕事のヒントを得ることができるのも理系出身者ならではの醍醐味です。
今後も、様々な特徴や安心・安全の基準を持つ商品に対し、迅速かつ柔軟な対処をしていきたいです。分析や研究分野でも新たな取り組みに挑戦していきますが、今後世界の市場を相手にした際には、各国の基準に対応した分析・研究手法を確立していきたいと考えています。壁に当たることもあると思いますが、立ち止まらずに解決方法を見出し、周囲へ貢献できる存在でありたいと思っています。また、分析や研究で得られたノウハウは惜しまず共有し、当社の安心・安全な商品づくりのレベル向上に貢献したいです。
Message
今大学で研究していることが必ずしもすべて仕事に活かせるとは言い切れないかもしれませんが、研究に打ち込むことは学生時代にしかできない素晴らしい体験です。研究活動では失敗も多いと思いますが、積み重ねた失敗の数だけ社会人でも活かせる経験を積むことができたと考え、積極的にいろいろな挑戦をしてみてください。結果や過程がたとえ完璧でなくとも、自分ならではのやり方を見つけることで、着実に成長し自分が思う以上の能力を発揮できるときが必ずくるはずです。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
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