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会社情報 ニュースリリース

乳酸菌飲料「カルピス」由来の研究成果

2005年3月

乳酸菌 Lactobacillus helveticus
(ラクトバチルス・ヘルベティカス)CM4株
ゲノム(全遺伝情報)の解読完了
―ラクトバチルス・ヘルベティカス菌の全ゲノム配列の解読は世界初―
本日 日本農芸化学会大会にて発表

 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:武藤高義)では、乳酸菌L.helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)CM4株のゲノム解読を完了しました。このラクトバチルス・ヘルベティカス菌での、全ゲノム配列の解読は世界初となります。
 当社では、ラクトバチルス・ヘルベティカス菌を含む発酵乳の生理機能研究を30年以上続けており、その研究成果として、血圧調節作用以外にも疲労回復効果や動物実験での寿命延長効果、抗腫瘍効果、免疫賦活効果、ストレス低減効果、学習記憶力向上効果など、多くの生理機能が明らかになっています。
 今回のラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株のゲノム解読により、いままで判明している生理機能の解析や新たな乳酸菌の機能開発に結び付けていきます。

ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株
ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株

 当社基盤技術研究所は、北里大学生命科学研究所の服部正平教授との共同研究により、乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株のゲノム解読を完了しました。
 今回のゲノム解析は、2003年4月から2004年6月の16ヶ月の期間で全ゲノム配列を決定しました。その結果、ゲノムの長さはDNAの最小単位である塩基の数で2,028,493塩基であり、その中に2,174個の遺伝子があることがわかりました。この解析結果については、2005年度日本農芸化学会大(3/29)にて本日発表します。

 今後、解析したラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株のゲノム情報を活用してゆくとともに、新たな乳酸菌の機能開発に結び付けていく予定です。なお、このゲノム解読の結果は、今年の秋にオランダで開催される国際会議"The 8th Symposium on Lactic Acid Bacteria"においても発表する予定です。

  • ※乳酸菌L.helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)CM4株
    今回の研究で使用した乳酸菌 ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株は、特定保健用食品の「アミールS」にも使用しており、血圧調節作用のある「ラクトトリペプチド」(Val-Pro-ProとIle-Pro-Pro)を生成する能力が高い菌株です。

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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