会社情報 ニュースリリース
2019年12月5日
2020年2月 アサヒグループ食品全商品
賞味期限を「年月」表示に変更完了!
〜フードロスを削減し、環境負荷の低減に貢献〜
アサヒグループ食品株式会社(本社 東京、社長 尚山勝男)は、2020年2月の製造をもって全商品※1の賞味期限表示を「年月日」から「年月」表示への変更を完了し、サプライチェーン全体におけるフードロス削減などの環境負荷低減へ貢献していきます。
アサヒグループ食品では、従来より賞味期限の「年月」表示を行っているタブレット錠菓「ミンティア」ブランドをはじめとする菓子類や、サプリメント「ディアナチュラ」ブランドなどのヘルスケア商品にあわせて「年月」表示の取り組みを推進し、2018年9月にフリーズドライ食品「アマノフーズ」ブランドおよび「おどろき野菜」ブランドでも展開しました。さらに、2019年1月にベビーフード「和光堂」ブランド、妊娠中・授乳中の方向け食品「ママスタイル」シリーズ、介護食の「バランス献立」ブランドへと対象商品を順次拡大してきました。そして、12月中旬には『和光堂レーベンスミルク はいはい』、翌1月には『和光堂フォローアップミルク ぐんぐん』にも着手し、2020年2月をもって、アサヒグループ食品全商品の「年月」表示への変更を完了します。
日本で発生している、本来食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」は年間643万トン※2と前年より3万トン減少したものの、国連世界食糧計画(WFP)による食糧援助量※3約390万トンの約1.6倍と依然として高い状況が続いています。この現状を受けて農林水産省や各省庁による「食品ロスの削減とリサイクルの推進」の普及啓発が継続的に推進されており、食品業界においても様々な取り組みの一環として、賞味期限表示を「年月日」から「年月」への変更が進んでいます。
また、賞味期限の「年月日」から「年月」表示への変更は、社会的に関心の高いフードロス削減に加え、物流・販売店を含めた在庫管理の効率化やオペレーションの簡素化などサプライチェーン全体に関わる取り組みでもあり、近年の労働者不足問題などの社会課題の解決としても期待されます。
アサヒグループ食品は、今後も様々な取り組みにて環境負荷の低減を図り、持続可能な社会の実現に貢献します。
- ※1業務用商品、受託製造商品は除く。年月表示に変更しない商品については年内をもって製造終了
- ※2平成28年度推計(農林水産省・環境省)
- ※3国連世界食糧計画(World Food Programme: WFP)2018年実績
- <変更前>
- <変更後>
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アサヒグループ食品株式会社
お客様相談室 電話: 0120-630611