とろみエールは、
飲み込みを容易にし、誤えんを防ぐことを目的にしたとろみ調整用食品です。
えん下(飲み込み)が困難な方に適しています。
こんな方に
おすすめです

食事や水分補給の際に、
むせることがある

とろみ付けはなるべく
短時間ですませたい

飲み込みづらいが
色々な食品の味を
楽しみたい
商品特長
1. サッと溶けてダマになりにくい!
加えてかき混ぜるだけ!飲み物や食品に素早く
とろみを付けられ、飲み込みやすくなります。
2. おいしさそのまま!!
苦味やえぐみの心配なし!味を変えないので
手軽に様々な食品にお使いいただけます。



3. 加熱不要!
あたたかくても、つめたくても!冷たいものでも加熱せずにそのままお使いいただけます。
※10~45℃の食品に使用することに適しています。
※熱い食品に使用する際にはとろみが弱くなることがあります。
※飲み込む力には個人差がありますので、ご使用の際は医師・管理栄養士等の専門家にご相談ください。

毎日の献立作りをサポートする「とろみエール」を使ったアレンジレシピをご紹介しています。
ご使用方法
あんかけの場合
だし汁などに「とろみエール」を加え、よくかき混ぜてとろみを付けてから料理にかけてください。

ミキサーの場合
「とろみエール」と食品を一緒にミキサーにかけてください。

※溶け残りがないことを確認し、ダマができた場合は必ず取り除いてください。
※とろみの状態は食品の種類や温度、時間の経過などで変化することがあります。とろみの状態を確認してからお召し上がりください。
※具材を含む汁物・ミキサー食、またはあんかけとして使用する場合は、召し上がる方の飲み込む力に合わせて調理し、注意してお召し上がりください。
※牛乳や100%果汁などはとろみが付くまでに時間がかかる場合があります。
使用量と計量の目安

とろみの調整方法
とろみが弱い場合
別の容器で強めのとろみを付けた同じ飲み物を加えて調整してください。
一度とろみを付けた食品に、再度、「とろみエール」を加えると、ダマになる場合があります。
商品ラインアップ
使用上の注意
- 使用する方によって、適切なとろみの強さは異なります。 使用前に、医師・管理栄養士等の専門家に相談して、適切なとろみの強さを確認してください。
- 同じ量を混ぜても、とろみの強さは食品の種類や温度の変化によって、 変わります。食べる前に必ずとろみの強さを確認してください。
- とろみ調整用食品を一度に大量に加えると、ダマが生じることがあります。また、ダマが生じた場合は、必ず取り除いてください。
- 「とろみエール」は10~45℃の食品に使用することに適しています。
- 調理時や飲食時のやけどにご注意ください。
- 温度が下がると、とろみが強くなることがありますので、調理後はなるべくお早めにお召し上がりください。
- 食べ残しは召し上がらないでください。
- 「とろみエール」を使用することで確実に誤えんが防げるものではありません。
- 食事介助の必要な方は、飲み込むまで様子を見守ってください。
- 粉末のままでは絶対に口に入れないでください。のどに詰まる恐れがあります。
特別用途食品とは
特別用途食品(特定保健用食品を除く)は、乳児の発育や、妊産婦、授乳婦、えん下困難者、病者などの健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示を行う食品です。
特別用途食品として食品を販売するには、その表示について消費者庁長官の許可を受けなければなりません(健康増進法第43条第1項)。
また、表示の許可に当たっては、規格又は要件への適合性について、国の審査を受ける必要があります。

とろみ調整用食品とは
とろみ調整用食品は、えん下を容易にし、誤えんを防ぐために、液体にとろみを付ける食品です。
とろみ調整用食品は、特別用途食品の1つであり、製品に下記マークが表示されています。

1. 飲み物などに混ぜて、とろみを付けることができます。
2. 加熱をしなくても、混ぜることで簡単にとろみを付けられます。
3. 時間がたってもとろみが保たれるように、成分が調整されています。
とろみ調整用食品の適切な利用のために

国立国際医療研究センター病院
リハビリテーション科 医長
藤谷 順子先生
嚥下反射がさまざまな理由で遅くなっている人では、サラサラとした液体は危険なことがあります。入ってはいけないはずの気道に流れ込んでしまうことがあるからです。そのために、とろみの付いた飲み物が推奨されています。その様な時に便利なのが、冷たい飲み物にも簡単にとろみを付けることのできるとろみ調整用食品です。
誰しも、「普通のものを飲みたい」という希望があります。安全のため、といわれても美味しくないものは飲みたくありません。残念ながら、とろみ調整用食品をたくさん入れると、香りがマスキングされたり、ベトベトしたり、味が変わったりすることがあります。また、混ぜているときよりも後になってからとろみの状態が強くなる、という特色もありますので、入れすぎには注意が必要です。利用する方の状態に合わせたとろみの強さを確認し、使用量をあらかじめ決めてから入れるようにしましょう。
飲む人が嬉しくなければ、飲むことを嫌がったり、結局とろみ調整用食品を使うのをやめてしまいます。必ず味見をして、美味しいと感じるものを供するよう心がけましょう。