トップ > サステナビリティ活動 > 特集トップ(工場概要) > 栃木小金井工場の素材を活かす再生・転用技術で社会に貢献!
私は入社3年目から栃木小金井工場で安全衛生担当を務めています。安全衛生活動の一環として、「ヒヤリ(H)」「ハット(H)」「気がかり(K)」「やりにくい(Y)」ことを報告しあい、改善に結びつけていく取り組みを「HHKY活動」と呼びますが、当工場では一歩進めて「業務改善(G)」を加え、「HHKYG活動」を行っています。「業務改善(G)」の項目は、約10年前、「安全衛生にかぎらず、業務上で気がついたことは全員で改善していこう」という思いから含められました。その意識は代々受け継がれ、浸透しているので、小さなことでも積極的に提案する風土が根づいています。実際に昨年は年間で120件の提案がありました。目標は、提案に対する実現率を80%にすることです。大規模な設備の変更が必要になる場合は、長期的な計画に含めてもらえるように上長に相談します。そこで積極的に対応してもらえるのも、日々の張り合いになっています。

気がついたことはすぐに提案できるように、誰もが通る廊下の壁に「HHKYG提案書」を用意し、隣に提出用のボックスを設置しています。提案書には、日付、職場、氏名のほか、項目、場所、内容、改善・対策案などが簡単に記入できるようになっています。安全担当者は回収すると、できるだけ早くその現場に出向き、提案者に話を聞きます。「HHKYG」にあたる状況はその現場で作業をしている人でなければわかりません。たとえば最近では「洗浄用のホースの材質が硬い」という意見がありました。扱いにくいだけでなく、そのような硬いホースが地面を這うとつまずく危険性もあります。こういったことを報告してもらうことで微災害の要因を摘むことができます。そのほかにも、つい見過ごしそうなことでも、気をつけて指摘してくれる人がいたことで、「4S(整理、整頓、清掃、清潔)」につながった事例もありました。従業員全員が日頃から作業場を見直し、改善している実感を共有できるのは、非常に嬉しいことです。

安全に対する意識を高めるために、設備や工具に精通した上司や先輩社員に講師になってもらい、若手を中心に「安全体感」の勉強会も行っています。工具の使い方にしても、無意識のうちに自己流になっていたり、もっと安全な使い方があるのに知らないままになっていたりするものです。また、どのような行動がどのような危険につながるか、目の前でデモンストレーションをしてもらうと、リアルに理解できて、気持ちが引き締まります。自分の持ち場以外の設備や装置について学ぶこともできます。私自身も担当者ではありますが、まだ3年目なので、勉強になることばかりです。日ごろから職場の仲間と工具や作業手順について確認しあったり、相談したりすることはすっかり習慣になっています。これからも、「ゼロ災」を常に目指して、みんなで一緒に頑張っていきたいと思っています。

この内容はインタビュー当時(2023年3月)のものです。