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2024.09.20
アサヒグループ食品は2024年8月6日にアサヒグループ本社ビルにおいて、小学5-6年生向けの夏休みイベント「フリーズドライ食品の商品開発体験をしよう!」を開催しました。このイベントは子どもたちの夏休みに合わせ、多くの学校で夏休みに課される自由研究に役立てていただくことを目指したものです。当日は午前・午後の2回に分けて開催し、合わせて28名の小学生とその保護者の方にご参加いただきました。
講義では、当社の担当者からフリーズドライの仕組みについての説明やクイズがあり、その後試食タイムに移りました。フリーズドライは、調理した食品を約マイナス30℃で凍結させ、その後真空の状態で乾燥させて作る製法です。もともと水分があった部分が空間になっているので、お湯を注ぐとこの空間に水分が入り、凍結前の状態に戻ります。担当者がフリーズドライ食品をお湯で戻す実演を行ったときには「うわぁ!」という歓声が上がりました。
その後、フリーズドライ食品の商品アイデアを考えるワークショップが行われました。3−4人のグループに分かれ、「誰に、どのように喜んでもらいたいか」を一人ずつ考えたあと、グループで一つのテーマに絞って商品アイデアを考え、発表を行いました。
「食物アレルギーがある人のために、卵を使わないケーキや牛乳が入っていないイチゴミルクを作って、いつでも食べられるようにしてあげたい」「家族が疲れているときに料理をして怪我ややけどをしないように、水で戻せて栄養バランスのいい牛しゃぶ海藻サラダを作りたい」など、柔軟な発想から素晴らしいアイデアがたくさん集まりました。
当社は事業活動の推進において、ステークホルダーとのコミュニケーションを大切にしています。これからも様々な場で幅広いステークホルダーとの接点をもち、企業価値の向上を目指していきます。