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2025.05.23
アサヒグループ食品 栃木さくら工場では、栃木県が行っている子育て支援の取り組み「ようこそ赤ちゃん!支え愛事業」に、2019年の事業スタート時から協力しています。この事業は、栃木県内に住む全ての母親等が、社会的に孤立することなく地域全体で子育てを支えられているということを実感でき、妊娠から出産、子育て期までの切れ目のない支援が受けられる体制の整備に資することを目的としています。
特に妊娠中・出産後の女性は心身の状態が不安定になることも多いため、栃木県内の市町では、妊娠届が提出されたときに母親と赤ちゃんの心身の状態を尋ねる質問票を配布しています。出産後、保健師等が家庭を訪問する際、質問票を回収して協賛企業による育児用品入りのトートバッグをプレゼントする、というのが本事業の具体的な内容です。
当社が提供しているのは、乳幼児向け粉末飲料『飲みたいぶんだけ 麦茶』です。この麦茶をプレゼントすることで、保健師等と子育て中の方とのコミュニケーションツールとして活用されるだけでなく、商品パッケージに記載された「飲み方の目安」などを通じて、乳幼児期の水分補給に関する情報提供の一助にもなっているそうです。
商品を受け取られた方からは、「乳児期からも使用できる商品でうれしい」「粉末状で軽く、出かけた先で使いやすい」などのお声が届いています。
日本では少子化に歯止めがかからず、また共働き世帯の増加や可処分所得の伸び悩みなどを背景に、産前産後やその後の子育てに対する保護者の不安は尽きません。事業を通じて乳幼児の食を支える当社は、誰もが安心して子育てできる社会の実現に貢献できるよう、これからも取り組みを続けていきます。