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「環境」への取り組みは、社員一人ひとりが行う身近な行動から、商品そのものの見直し、生きものを育む森づくりまで多岐にわたります。豊かな地球環境を未来につなぐため、これからも活動を続けていきます。
SDGsの達成に貢献する取り組みの1つとして、2030年までにワンウェイプラスチック使用量原単位を累積25%排出抑制※することを目指します。
2022年は「ディアナチュラ」ブランドのボトル商品について、順次ボトルを薄くすることでプラスチック使用量を3〜10%削減しています。
環境に配慮した容器包装の導入を進めるとともに、準備が整った商品から順次お客様へ情報提供したく、2022年3月より独自の環境配慮マークを表示することとしました。「世界とのつながり、自然の恵みを次世代につなぐ」というコンセプトのもと展開していきます。
CO2削減でエコ | 包材の材質を変更したり、薄くしたり、簡易包装にすることでプラスチック量を削減し、CO2削減に寄与します。油性インキから水性インキに変更することで、原料の石油の使用を削減し、CO2削減に寄与します。 |
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森林保全でエコ | FSC認証紙を使用することで、森林保全に繋がり、環境保全に寄与します。 |
バイオマス素材使用でエコ | バイオマスプラスチックや紙などのバイオマス素材を使った包材にすることで、環境保全に寄与します。 |
植物由来の資源を原料の一部に使用して製造したバイオマスインキも積極的に採用しています。
リサイクル適正を向上するため、カートカンにはアルミニウムを使わずに常温保管が可能な素材を採用しています。パルプを原料とする 「紙」 で作られているので、紙パックとしてリサイクルできます。
また一部の商品においては、間伐材マークを取得 (国産間伐材を10%以上含む国産材を30%以上使用) したカートカンを採用しています。
アサヒグループ食品の各工場とグループ会社では、独自の環境活動や排水の再利用、自然エネルギーの利用など環境に配慮したさまざまな取り組みを実施しています。
全工場での取り組み | 再生可能エネルギー使用電力への100%切替を達成しました。これにより電力由来のCO2排出量がなくなります。 |
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栃木小金井工場での取り組み | 「酵母エキス」の製造工程で出た排水からメタンガスを発生させるバイオマス発電を行っています。 |
長野工場での取り組み | 乳製品を製造する際に発生した排水をバイオ式処理システムを使用して浄化し、その際に発生した汚泥を発酵乾燥して肥料『げんき』という登録名称にてゴルフ場の芝生の育成に利用しています。 |
安曇野工場での取り組み | 倉庫屋上のソーラーパネルによる太陽光発電を導入しています。 |
岡山工場での取り組み | フリーズドライの製造工程を見直すことにより、電力・蒸気の使用量削減への取り組みを推進しています。 |
トラックによる長距離輸送を鉄道貨物・船舶に切り替えるモーダルシフトにより、環境負荷を低減し、化石燃料の使用量も減らしています。
商品の資材などを見直すことで、環境負荷低減に取り組んでいます。梱包の簡素化により紙の使用量削減を実現するとともに、段ボールへの入り数や仕様変更を行ってトラック1台の積載量を増やし、輸送の効率化によって二酸化炭素排出量の削減にも貢献しています。
2010年2月に栃木県矢板市からお借りした0.51haの土地を「わこちゃんの森」と命名し、植樹を行いました。以降毎年、社員および家族の手で保全活動が続けられています。また、親子で自然と触れ合う「とちの実の笛作り」や「落ち葉のしおり作り」など、自然の大切さを知ってもらう環境学習も開催しています。
※2020年度以降は、新型コロナウイルス感染拡大防止などの理由により、社員による保全活動は中止しています。
世界的な問題となっている「食品ロス」の解決に向けて、2030年までに食品廃棄物発生量の原単位を50%削減※することを目指します。
当社では製品の製造過程や流通において発生する廃棄を削減するため、部門横断型プロジェクトを発足しました。需給管理精度の向上・返品削減・原材料の廃棄削減を中心に課題を抽出し、廃棄を減らす仕組み作りに取り組んでいます。
「食品ロス」の削減に貢献するため、商品カテゴリごとに賞味期限の延長を検討しています。商品を1品目ずつ、試験等を行い、可能なものについて見直しを行いました。少しでも長い期間、商品を美味しく楽しんでいただけるよう、研究開発を続けていきます。
全社で廃棄物管理システム「Smartマネジメント」を導入し、すべての事務所・工場・配送センターにおいて廃棄物の管理を徹底しています。
生産から販売までのバリューチェーンで、環境面・社会面・経済面に配慮されている商品を開発、展開することで、人々のサステナブルな生活を実現します。