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アサヒグループはサステナビリティと経営の統合を実現させるため、コーポレートステートメント「Make the world shine」を掲げ、サステナビリティに取り組む理由、取り組み方、取り組むことを「サステナビリティ・ストーリー」として設定しています。この考え方に基づきグループ一丸となってサステナビリティの推進を強化するとともに、社内外のステークホルダーとのエンゲージメントの向上を進めていきます。
アサヒグループ食品は、アサヒグループの食品事業を担う事業会社として、当社の強みや独自性を活かしたサステナビリティ活動を通じて、社会課題の解決に取り組んでいます。これらの一層の推進のために、4つのマテリアリティを掲げ、中期経営計画や年次計画に具体的に落とし込みながら着実に進めています。
また、4つのマテリアリティへの理解・浸透を図るために、経営からメッセージを直接発信したり、社内報で具体的な活動事例を紹介するなどして、一人ひとりが自分ごととして業務に結びつけて行動できるように取り組んでいます。そして、2020年度より業務を通じて実現しているサステナビリティ活動を全社で大々的に発表する場も設け、あわせて「表彰」を行うことで、活動の重要性や共感性を高めています。
アサヒグループが「自然の恵み」による多くの商品の原料を使用する企業グループとして環境に対する方針を定めるものです。アサヒグループ全従業員が本方針を遵守することで、環境の課題に対して積極的に取り組むことを目的としています。
2050年までに、“ニュートラル&プラス”の発想で自然の恵みを次世代につなぐことを目的に、事業活動における環境負荷ゼロ(ニュートラル)を目指すとともに、アサヒグループの独自技術や知見を活かした新たな環境価値創出(プラス)に挑みます。
内部監査
外部審査実施
外部審査
アサヒグループ食品は、日本エフディ株式会社、和光食品工業株式会社とともに、2018年8月にアサヒグループホールディングス統合認証の一拠点としてISO14001:2015年版を取得しました。現在、工場では、CO2排出量削減や、熱量及び水使用量原単位の削減。本部では、返品率や廃棄の削減、環境配慮設計などの目標を掲げて取り組んでいます。
アサヒグループ食品では、社長をトップマネージメントとした体制のもと、環境管理責任者(本部長、工場長)と推進者が中心となり、部署ごとに環境目標を設定して活動を行っています。環境マネジメントシステムに係る審議や決定は、環境管理統括者のもと、「環境推進会議」を開催し、環境目標の審議、活動の成果の確認、EMS(環境マネジメントシステム)の方向性の確認などを行います。
本部・工場を活動の単位とし、関連会社の日本エフディ株式会社、和光食品工業株式会社も含みます。
商品の開発から出荷まで、製品およびサービスの全活動を範囲としています。
ISO14001の適合性・有効性の確認のため、年1回内部監査を実施しています。「前回および外部審査での指摘事項の対応状況の確認」「部門のEMSの適切な実施・維持の確認」「目標の達成状況と今年の見込み」などを中心に検証し、不適合があった場合は直ちに是正処置あるいは是正計画の立案を行います。
2023年は、「不適合」0件、「改善提言」12件、「良かった点」36件と環境への取り組みに対する意識が定着し、より良い活動が行われていることが確認できました。